概要
風に立つライオン基金の設立者・理事であるさだまさしは、1972 年、長崎で巡り会った柴田紘一郎医師のアフリカでの医療活動体験に感動し、15 年後に「風に立つライオン」という楽曲を作りました。
やがて、この曲は、医療関係者はもちろん、海外で活躍する多くの日本人に勇気を与える曲として支持されるようになりました。柴田医師のような「風に立つライオン」は世界中に存在しています。いつからか、さだは、この歌を「神様からいただいた」と感じ、責任を自覚して「自分に何が出来るのか」と自問するようになりました。
この法人の設立と助成制度の実施は、さだの自問に対する「答え」のひとつです。この法人は、日本中、世界中で困難に立ち向かいながら、"生命"や"平和"を守る為に懸命に闘っている"人財"を助成し、支援して参ります。
募集要項はこちら
助成対象事業
国内、国外において「生命」や「平和」を守る為に個人、団体が行っている下記の事業を助成対象とします。生命に直結する医療活動や被災地支援活動だけでなく、奉仕活動や慈善活動を通じて各国・各地域との相互理解・交流を促進し、活性させようとする内容の事業を行っている個人、団体も助成対象になります。
■事業助成
- 公共の利益に資する奉仕活動及び平和や自然環境等を守る活動等
- 国内外で発生した大規模災害の復旧活動及び被災者の避難所等の運営又は支援
- 国際医療、僻地医療の推進、公衆衛生の向上等を目的とする活動
- 国際医療従事経験者及び救急救命医療の実施
- 事業は単年度で完了する事業ではなく、継続性・発展性があることが原則です。新規事業の場合でも、数年継続する計画となっているほか、事業の意義を確り検討していることが条件です。
助成対象団体
選考される事業助成対象者は、次の条件を満たすものとします。
■団体
- 不特定且つ多数の為の社会福祉の向上に寄与する非営利活動団体であること
- 執行組織や会計組織が確立され、又活動拠点や事務所を有するなど、継続的な活動が期待できる団体であること
- 地域に根ざした地道な活動を行っている団体であること
- 福祉活動を行う為に必要で、且つ緊急性が高いと判断されるものであること
■個人
- 不特定且つ多数の為の社会福祉の向上に寄与する活動を継続的に実施していること
- 地域に根ざした地道な活動であること
- 福祉活動を行う為に必要で、且つ緊急性が高いと判断されるものであること
- この法人の役員等又は会員からの推薦、乃至、新聞・TV 等で活動が紹介されたものであること
助成額
申請団体が自助努力をした上で不足分を申請するようにお願いします。
事業完了報告時の助成金使用額は、支出した事業費用全体の 80 %以下とし、80 %を超過した場合はその差額分を返還していただきます。
助成対象期間
2025 年 4 月 1 日 (火) ~ 2026 年 3 月 31 日 (火)
応募期間
申請書交付:2024 年 11 月 22 日 (金)
申請書受付:2024 年 11 月 29 日 (金)
応募方法
ホームページから様式をダウンロードの上、Webシステムからご応募ください。
お問い合わせ
- 公益財団法人 風に立つライオン基金
- https://lion.or.jp/news/news/20241101.html
- E-mail:support@lion.or.jp
- 〒107-0052 東京都港区赤坂 6-12-11