概要
当プログラムは、新型コロナウイルスによって顕在化した諸課題への対応を始めとするアジアの共通課題の解決に取り組む人々同士が、互いに交流し学びあうことを通じて新たな視点を獲得し、次世代が担う未来の可能性を広げていくことを目的とし、支援を行います。
助成対象事業
2021年11月1日~2023年10月31日(2年助成※1)または2021年11月1日~2022年10月31日(1年助成※1)に、下記「対象国・地域」の2つ以上を対象として実施される、テーマ「アジアの共通課題と相互交流―学びあいから共感へ―」に沿い、かつ「トヨタ財団の助成の基本的な考え方」(※2)を満たし、以下のキーワードに合致したもの
国際性
対象国・地域から2国・地域以上に共通する課題を設定、各国・地域でそれぞれに活動するメンバーが対等に参画する
越境性
チームは複数セクターで構成され、既存の取り組みの調査・分析に加え、課題解決に資する実践的な活動を行う
双方向性
活動には、現場(現地の支援者、当事者、地域住民など)同士の交流を組み込み、相互の学びあいを実現する
先見性
社会が将来的に直面する可能性が高い重要課題について洞察し、従来の枠組みを超えた多様な関係者との積極的な学びあいを通じ、将来の発展につながる新しい視座の獲得をめざす
対象国・地域
東アジア
日本、中国、香港、マカオ、台湾、韓国、モンゴル
東南アジア
ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、東ティモール、ベトナム
※1 「2年助成」は複数国間の現場交流を必須とし、「1年助成」はオンラインのみの交流を行う事業も対象とする
※2 詳しくはHPより「募集要項」をご確認ください
助成対象主体
以下の要件を備えるもの
- 主たる居住地が日本である者を代表としている
- 複数の対象国・地域において、対象領域に関連する研究・活動・創作・政策提言等の実績を持っている
- 複数の対象国・地域において、対象領域に関連する実践者、当事者、研究者、クリエイター、政策担当者やメディア関係者等を含んだチームを形成し、広汎なネットワークを有している
- 複数の対象国・地域にまたがり、多様な関係者のネットワークに基づくプロジェクトを運営管理できる
助成内容
助成総額7,000万円
2年助成
1件あたり上限1,000万円
1年助成
1件あたり上限300万円
応募締切
2021年6月5日(土)日本時間23:59
応募方法
「応募エントリー」よりエントリーし、ご応募ください。
問い合わせ先
- 公益財団法人トヨタ財団 国際助成プログラム(担当:利根・沖山・笹川)
- https://www.toyotafound.or.jp/international/2021/
- E-mail:asianneighbors@toyotafound.or.jp