概要
当基金では、すべての国民が文化芸術に親しみ、自らの手で新しい文化を創造するための環境の醸成とその基盤の強化を図ることを目的に、映像芸術の普及・発展に寄与することを目的として開催される優れた映画祭や、日本映画の多様な鑑賞機会、映像芸術の普及・発展等に寄与することを目的に行われる特色ある上映活動を支援します。
助成対象活動
令和元年10月1日~令和2年3月31日に、日本国内で行われ、経費の支払いが完了する、次のいずれかの活動(※)
映画祭A・B
映画芸術の普及・発展に寄与することを目的とし、次の要件をすべて満たす、優れた映画祭の開催
- 上演作品に日本映画(※)が含まれている
- 講演・シンポジウム・トークショー・コンペティション等の催しのうち、少なくとも一つを行う
- 特定の上映テーマまたはコンセプトが明確に設定されている
- 映画祭のテーマと上映作品の選定を行う責任者が存在する
- 定期的(毎年・隔年)に開催されており、有料で公開している
- 映画館またはホール(公民館等を含む)において上映される
- 映画祭として3日間以上継続して行われる
- 映画祭Aの要件:予算(助成対象経費)が1000万円以上かつ交付を受けようとする助成金の要望額が20万円以上
- 映画祭Bの要件:予算(助成対象経費)が1000万円未満かつ交付を受けようとする助成金の要望額が20万円以上
- 開催地の地方公共団体等の公的機関の支援(財政面以外の支援も含む)を受けるものである
日本映画上映活動
日本映画の多様な鑑賞機会、映像芸術の普及・発展等に寄与することを目的とし、次の要件をすべて満たす、特色ある上映活動(※)
- 上映作品が日本映画(※)を主体としている
- 日本映画の多様な魅力を広く国民に伝えるための工夫が凝らされている
- 映画館またはホールにおいて有料で公開される
- 映画祭A及びBに該当しない活動である
- 開催地の地方公共団体等の公的機関の支援(財政面以外の支援も含む)を受けるものである
- 交付を受けようとする助成金の要望額が20万円以上
※「応募できない活動」「日本映画の定義」「特色ある上映活動の定義」「日本映画上映活動に該当する活動」等詳しくはHPより「募集案内」をダウンロードし、ご確認ください
助成対象主体
映画祭を開催することを主たる目的とする我が国の団体で、次の要件を満たすもの
- 法人格を有するか、以下1~4を満たしている
- 定款に類する規約等を有し、以下2~4について明記されている
- 団体の意思を決定し、執行する組織が確立されている
- 自ら経理し、監査する等会計組織を有している
- 団体活動の本拠としての事務所を有している
- 過去に、日本国内において開催される映画祭を自ら主催した実績を有している
- 日本映画上映活動の要件:次のいずれかを有している
- 日本国内において開催される広く一般に開かれた有料の上映会を自ら主催した実績
- 被災地等における上映会を自ら主催した実績
助成内容
助成対象経費の1/2以内かつ自己負担金と同額以下(20万円以上)
募集期間
令和元年5月24日(金)~5月31日(金)当日消印有効
応募方法
HPより所定の要望書類等をダウンロードし、必要事項を記入のうえ、その他添付書類等とともに、配達記録の残る方法でご送付ください。
応募・問い合わせ先
- 独立行政法人日本芸術文化振興会 基金部 企画調査課 映像芸術係
- https://www.ntj.jac.go.jp/kikin/grant/applicant/download03.html
- 連絡先:TEL 03-3265-6312(平日10:00-18:00)/FAX 03-3265-7474
- E-mail:eizo@ntj.jac.go.jp
- 〒102-8656 東京都千代田区隼町4-1