趣旨
現在、さまざまな生活課題を抱え、支援を必要としている人々が増加しています。社会 的孤立や生活困窮の状態にある人々への支援、認知症高齢者や障がい児・者への生活支援、児童虐待防止などは喫緊の課題であり、公的制度やサービスの充実とともに、住民による支え合いをはじめ、ボランティア・NPO団体等による多様な事業や、地域のさまざまな団体間によるプラットフォームを形成し、連携した活動が期待されています。 このたび本基金では、全国で共通する生活課題や福祉課題の解決に向けて取り組む事業に対して、平成30年度助成募集をいたします。
助成対象団体
社会福祉・地域福祉の推進に寄与する団体で、法人格の有無は問いません。 ただし、営利事業を目的とする団体は対象外となります。なお、応募時点で団体が設立されており、助成対象事業の実施体制が整っていることが必要です。
助成対象事業・活動及び募集部門について
次の助成対象事業・活動に対して、部門を設けて助成を行います。応募書に該当する事 業・活動及び部門を記載してください。
制度対象外のニーズや、将来にむけて今取り組むべき課題への対応、新たな社会資源の創出、ニーズに即した分野を超えたもの、全国的・広域的な広がりが期待されるもの、複数の団体・関係機関と連携、協働する、次のⅠ~Ⅲの事業・活動に対して助成を行います。
1.支援事業・活動
2.活動の基盤づくり、ネットワークづくり
3.調査・研究事業
上記1~3に該当する事業・活動について、次の部門を設けて募集を行います。
1.子ども家庭支援部門
2.高齢者支援部門
3.障がい児・者支援部門
4.災害関連部門
5.地域福祉部門
※本基金は、全国で共通する生活課題や福祉課題を取り上げ、多くの団体・機関と連携・協働しながら、必要な活動や人材、ネットワークなどの社会資源を創り出すことを目指しています。
これまでの「助成事業一覧」(応募状況)を、下記本会ホームページ(赤い羽根福祉基金のページ)でご紹介しておりますので、ご参照ください。
http://www.akaihane.or.jp/hukushikikin
助成事業の対象期間
同一事業への助成実施期間は単年度から最大3か年(平成30年4月~平成33年3月)とします。
1団体あたりの助成額
(1)平成30年度の年間助成上限額
1~3の事業・活動に共通して年間助成上限額 1,000万円
(2)助成決定
助成決定は、本会が設置する「赤い羽根福祉基金・審査委員会」により、応募団体のこれまでの事業実績、今回の応募における事業内容・予算、また事業実施による効果等を審査の上行います。
必要に応じて本会でのヒアリングを行い、詳細を直接お聞きすることがあります。審査の結果、応募金額からの減額があります。また、支出計画の修正が必要となることがあります。
助成対象経費
基本的に事業に要する経費を対象とします(事業にかかる人件費等の管理経費を含めることが可能です)
応募方法・結果通知
(1)応募期間・応募方法
平成29年12月21日(木)~平成30年1月24日(水)まで(本会必着)
(2)提出書類
応募にあたっては「助成応募書」表紙に記載した提出書類を送付してください。
(3)結果通知
助成の可否・助成額は、本会が設置する「赤い羽根福祉基金・審査委員会」による審査の上決定します。結果は中央共同募金会ホームページで、平成30年3月(予定)に公表の上、郵送にてお知らせします。
その他の詳しい募集内容等については、下記アドレスをご参照ください。
<募集要項>
http://www.akaihane.or.jp/pdf/h30_ouboyoukou.pdf
お問合せ先
- (社福)中央共同募金会 基金事業部
- http://www.akaihane.or.jp/hukushikikin/
- 連絡先:03-3581-3846
- E-mail:kikin@c.akaihane.or.jp