趣旨
ラッシュジャパンでは、2007年9月より、小規模かつさまざまな社会課題に対して直接的に活動している草の根団体を支援してまいりました。そして、2011年3月11日に発生した東日本大震災の被害状況に鑑みて、3月13日以降、被災地で活動を行っている団体への支援を継続的に行っております。
2012年11月20日からは、クレイソープ『FUN』(ファン/クレイソープ)の販売1個につき20円を、福島第一原発事故により影響を受けた子どもたちに「楽しみ」を届けるためのプロジェクトに寄付する「FunD」の寄付・助成プログラムを開始いたしました。日本だけでなく、世界中のラッシュで発売されている『Fun』の売上げの一部(1本あたり20円、ファン レインボーは1本あたり35円)がこの助成金・寄付金になります。
応募資格
〇東日本大震災の被災地支援、福島復興支援活動の実績がある団体。
〇法人格は問いませんが、株式会社、有限会社、個人で行っているプロジェクトは不可
〇事務局が設置されている場合は複数の団体によるプロジェクトへの助成も可能
〇新規事業や新設団体のプロジェクトも助成対象となりますが、活動実績が一年未満の場合は、必ずReference(推薦者・紹介先)二名の提出が必要。
〇ホームページやブログで活動が閲覧できる団体。(SNSのみの場合は対象外)
〇電子メールでの連絡が可能な団体。
〇原則として日本に事務局機能がある団体。
〇年間予算が3500万円以下の小規模な団体への助成を優先。
〇「ラッシュの信念」に賛同する団体。
〇他の団体や個人への助成を行う団体、寄付金を集める基金などへの助成は不可。(中間支援団体などが直接的な支援活動を行う場合には助成することもございます。)
助成対象の活動内容
福島第一原発事故により影響を受けた子どもたちに、「楽しみ」を届ける活動。
例)
〇地元の子どもたちのニーズを良く知る地元の人たちによる、コミュニティに密着した小さな草の根プロジェクト。
〇FunDによる助成金で、子どもたちが同世代の友だちと一緒に楽しく遊び、Fun(喜び)を得られる定期的なイベントを開催するプロジェクト。
助成期間
〇原則1年以内とします。
〇短期的なプロジェクト、長期的なプロジェクトのいずれも可
※審査の都合上、申請から3ヶ月以内のプロジェクトは助成できないこともございますのであらかじめご了承ください。
助成金額
助成金額:10万円~200万円
※金額については、チャリティ商品の売り上げにより助成財源が決定するため、変更する可能性があります。
※全予算が200万円を超えるプロジェクトの一部という形で申請して頂くことも可能ですが、小さなプロジェクトを、多く支援したいと考えています。よって、一般的に1団体あたり100万円以下であるケースが多く、200万円を超えるプロジェクトの場合は、残りの資金調達計画も明記してください。
活動指針
ラッシュが持つ信念と相容れる団体やプロジェクトを優先させて頂きます。活動の重要な指針を下記に記載致します。
A)動物について
ラッシュのイベントやミーティングは全てベジタリアンやヴィーガン(絶対菜食主義)の食事で行っています。これ以外の食費(動物性のものが含まれる場合)や、動物産業のプロジェクトも支援できません。私たちは、環境や他の動物保護を目的とした動物殺処分や、野生動物の捕獲、野生動物を保護し繁殖させることに反対しています。動物が怪我をしたために野生に返ることができず、一時的に保護する場合はこの例外とします。動物保護区の場合も、保護動物を処分しないポリシーを持つところのみを対象とします。また、動物が他の国に移動させられるような帰還プロジェクトは助成対象外となります。
B)紙の使用について
ラッシュでは、基本的に、印刷物は100%再生紙もしくは持続可能に供給された紙を使用しています。そのため、パンフレットやリーフレット等の印刷が支援申請対象となる場合は、同様の場合のみを対象とします。ただ、世界には再生紙が入手しづらい国や地域もあるため、ケースごとの判断とさせて頂きます。
C)フライト使用について
ラッシュでは、フライトの使用を最小限にする努力をしています。国内線、特に本州内の移動に際しては国内線を使用しません。国内線を使用せざるを得ない場合、また国際線を使用する場合は、「炭素税」を自主的に課しています。この炭素税は、持続可能な交通手段や、気候変動関連のプロジェクトやキャンペーンへの支援に使用されます。このことからも、絶対的に必要とされるフライトでない限り、助成しにくい傾向にあります。フライトに代わる旅費の申請は対象となります。
D)気候変動戦略について
ラッシュでは、炭素取引、カーボンオフセット、クリーン開発メカニズム、森林減少・劣化からの温室効果ガス排出削減(REDD)など、市場ベースの気候変動戦略には支援しておりません。
助成対象となりやすい申請
- 団体の運営費や人件費よりも、プロジェクトへの直接的費用 (但し、プロジェクトを進めるための団体運営費の申請は可能)
- 目的や定義が明確なプロジェクト
- 透明性のあるプロジェクト
- 他の企業や政府、助成団体からは助成金が得にくいと思われるプロジェクト
- 環境への配慮や責任を果たしている団体
- 有給スタッフがいる団体よりも、ボランティアで運営されている団体 (ボランティアで運営されている団体を応援することは優先ですが、有給スタッフがいる場合も申請可能)
助成対象となりにくい申請
- 申請内容があいまいで、活動内容や達成したいゴールが不明確な場合
- 予算が不適切、または説得力がない場合
- 人件費のための申請で、プロジェクト費用のためではない場合
- 他の企業や政府、助成団体からは助成金が得やすい場合
- 営利目的の長編映画製作費の場合
- 団体名義の銀行口座がない場合
応募方法・その他
- 応募締め切り日:10月末日、12月末日
- 書類審査を通過した団体のみ、直接電話にてヒアリングをいたします。
- 合否の連絡は電子メールにてお送りいたしますので必ず連絡の取れるメールアドレスをご記入ください。
- お送りいただいた書類は合否に関わらず返送致しかねます。
- 助成見送りの場合、その具体的理由はお答えできかねますのであらかじめご了承ください。
- 何回でも申請していただけますが、一度助成見送りとなったプロジェクトにつきましては、助成決定の可能性が低くなります。
- 環境を守り、紙使用を削減するため、申請書をお取り寄せいただき、記入した上で、メールに添付して下記までお送り下さい。
その他詳しい応募内容については下記のアドレスをご参照ください。
https://jn.lush.com/article/fund-guidelines
お問合せ先
- 株式会社ラッシュジャパン チャリティバンク事務局
- https://jn.lush.com/article/fund-guidelines
- 連絡先:03-6859-0767
- E-mail:charity@lush.co.jp