若楠公民館主催 ふるさと・さが学講座の第3回は公民館を飛び出して、現地研修「笹沢左保と古湯文学さんぽ」に行ってきました。
公民館を出発し、「郭沫若記念碑」へ
郭沫若記念碑は、嘉瀬川の川音が聞こえ木々が生い茂る雄淵・雌淵公園内にあります。熊の川に住み、詩を作り、小説の構想を練ったとされ、小説「行路難」や「創造十年」に当時の生活が描かれています。
次に「淀姫神社・諏訪神社」へ
諏訪神社と淀姫神社の2社が同じ社に祀られています。もと嘉瀬川の側にあった淀姫神社が疫病流行のときに、神域が汚されるということで諏訪神社に合祀されることになったそうです。
そして「古湯文学さんぽ」へ
富士支所で島ノ江修治さん(笹沢左保記念館館長)と合流し、
発電所→嘉瀬川遊歩道→鶴霊泉→扇屋→英龍温泉→東京家→旧富士小学校→佐賀市立図書館富士館を巡り、斉藤茂吉の歌碑や薬師如来、北川謙三についてのお話も聞きながらゆっくりと散歩をしました。
最後に「笹沢左保記念館」へ
見晴らしの良いお部屋で昼食の菖蒲ご膳のお弁当をいただきました。少しの休憩を挟んで、別棟の記念館で、島ノ江館長から笹沢左保についてのお話を聞き、館内を見学しました。あいにくの天候でしたが、学びたっぷりの現地研修となりました。