第3回大人塾開催

　令和6年7月24日（水）、高木瀬公民館において、「中世の高木瀬と小城の豪族」というタイトルで公民館主催講座「大人塾」を開催し、講師には小城市郷土史研究会副会長の東統禅氏にお願いしました。
　中世（鎌倉時代～安土桃山時代）という括りの中で、中央の動きに影響されながらも佐賀平野中部における武士の覇権争い、そこから龍造寺氏、鍋島氏へと収斂される過程を読み解いてもらいました。
　高木瀬と言えば高木氏、小城と言えば千葉氏が有名ですが、このほかにも高木瀬周辺では於保氏、三浦氏、徳島氏などの名前を紹介されました。
　最後に、郷土史研究は既存の資料に加え、その地方でしか調べられない個人の持つ資料や墓碑などを実地に調べることによる「歴史の空白」を埋めていく楽しみ・魅力について話されました。