今回は高木瀬校区の全世帯5,445世帯に調査を依頼し、3,562世帯から回答がありました。(回収率65.4%)
人間は75歳くらいから災害対応力が低下するもの、また一人暮らしや二人暮らしの少人数世帯では、家庭内で災害時の助け合いは困難なことなどから75歳以上という区分での集計も行いました。
75歳以上でひとり暮らしは318世帯(比率では9%)、75歳以上の方がいる二人暮らしは472世帯(比率では13%)、合計では22%となります。つまり4世帯に1世帯が災害時に近隣の方による見守りや声掛けが必要だと分かりました。
自宅での垂直避難ができない(部屋が1階のみにある)世帯は886世帯で、比率では25%でした。そしてハザードマップに記載されている浸水を超えることも心配されたのか「市が準備する避難所に避難する世帯」は約75%もありました。
また、日頃の備えとしては火災報知器と消火器は法制化もなされているためか50%前後の普及率ですが、風水害の事前避難に便利な「避難用品セット」は20%弱、突然の地震に備える「家具転倒防止」は13%弱と少ないことも分かりました。
さらに、自由意見欄には496件もの貴重なご意見が寄せられました。そのすべてをほぼそのまま列記しましたので、じっくりとお読みいただければ参考になる令和3年高木瀬校区 防災・減災意識調査全体集計結果令和3年高木瀬校区 防災・減災意識調査全体集計結果と思います。