日新まちづくり協議会の地域文化部会では、1年に2回、日新校区や佐賀の歴史について知識を深める講演会活動をしています。
今年度第二回目として、9月13日に日新公民館多目的ホールにてコロナ対策を十分にとった上で、九州のお伊勢さんと名高い伊勢神社についての文化講演会を開催しました。
講師には、伊勢神社の古川和生様をお招きし「九州のお伊勢さん」について講演をして頂きました。
伊勢町にある伊勢神社は九州のお伊勢さんとして、福岡や長崎からと他県からの参拝者も多く賑わってきました。
由来の概要は次の通りでした。むかし、神埼の杉野隼人と言う信仰の厚い人が、53回も伊勢神宮をお参りした人がいました。この事が遠く佐賀の地に伊勢神宮の霊を分けて頂くお許しを頂戴することとなり、更に鍋島直茂公のはからいもあり、今の伊勢神社の建立となったとのことでした。
ご講話を拝聴し、伊勢神社が「九州のお伊勢さん」と呼ばれる由来がわかり、我が日新校区にこの様な由緒ある神社の存在を知り、ますます郷土に愛着を感じるようになりました。