「西与賀郷土かるた」は、令和2年度 西与賀まちづくり協議会との共催で作成しました。
西与賀の歴史・文化・自然など、後世に残していきたいものを55選び、それぞれによみ句と取り札(写真・絵)を考えました。
NO.32 題材『中野邦一』
「中野邦一」の説明
(1884年~1965年)
中野邦一は、明治17年10月本村家の長男として丸目に生まれ、同27年大伯父にあたる佐賀藩維新の勤王家中野方蔵(坂下門外の変に連座し獄中死)の後嗣となった。高等文官試験合格後内務省に入り、秋田・岡山・石川・新潟の各県知事を歴任。昭和11年東京市助役就任直後、第19回帝国議会総選挙に佐賀県一区に立憲民政党より出馬し当選(当時は兼職が可能)、翌年再選され、17年のいわゆる翼賛選挙では次点に終わった。
戦後は政界を離れ、弁護士として活躍した。西与賀出身の唯一の国会議員である。