「中川副公民館で第5回新春三重津かるた大会が開催されました」

 1月21日(火)、中川副公民館で開催された「第5回新春三重津かるた大会」の取材に行きました。
 「三重津かるた」は、2015年に三重津海軍所跡が世界文化遺産に登録されたことを受けて、中川副まちづくり協議会歴史伝統部会が作成されたそうです。
 「新春三重津かるた大会」には、中川副小学校3年生4チーム13名、地域住民20チーム60名が参加し、会場は賑わいのある雰囲気でした。

(かるた大会ははじめ、24チームが8コートに分かれてリーグ戦を行いました)
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 「三重津かるた」の題材は、「平和につなげよう 博愛の精神 常民誕生の地から」「わが町 博愛の里に 世界文化遺産あり」「歴史の三重津 幕末に タイムスリップ」「有明海 6mの干満差 自然のめぐみがいっぱい」「海苔船が せわしく行き交う 早津江川」など、中川副の歴史や人物、魅力や特色に関わる内容でした。

(三重津かるた「歴史に三重津 幕末に タイムスリップ」など)
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 リーグ戦の後、大会の雰囲気を盛り上げようという目的で、最後に小学生と大人の優勝チームで決定戦が行われました。
 小学生と大人の優勝決定戦はとても盛り上がりました。小学生や大人が一枚札を取るごとに会場から歓声やため息が聞こえました。参加した小学生も大人も笑顔で楽しく時間を過ごし、ふれあいや交流を深める機会になっていました。

(優勝決定戦は白熱し、小学生チームが勝利しました)
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 小学生の感想に、「この前の三重津かるた大会、楽しかったです。かるたの読み手のふだを見ると、佐野常民先生のいた時代にタイムスリップしたみたいでした。もっと、佐野常民先生のことを知りたいと思いました。私は佐賀に生まれてよかったと思います。「かるた大会のためにいろいろ準備をしてくださりありがとうございました。私はこのかるた大会で、川副町にはこんなに良いところがあるんだなあと勉強になりました。などがありました。

 小学生にとって、「新春三重津かるた大会」は、楽しみながらかるたの題材について学び、中川副の特色や魅力を理解し、ふるさとへの愛着や誇りに思う心情を育む機会になったと思います。
 また、「地域社会の習慣や伝統文化の良さを知り、守り育てる行動をとることができる」という、「佐賀市版:市民性を育む教育」につながる素晴らしい実践活動だと思いました。

佐賀市教育委員会社会教育課
子どもへのまなざし運動・若者支援推進室

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