「自分たちのまちを暮らしやすいまちにしていく」や「地域を活性化していく」というような目標をもって活動している「まちづくり協議会」という団体が、佐賀市内に31あります。
皆さんご存知ですか?
ここでは、そんなまちづくり協議会の活動のひとつを紹介します。 先日、蓮池校区のまちづくり協議会が主催した秋のお祭り「天賜園月まつり」(蓮池藩の庭園である天賜園でかつて行われていたお月見を偲び、毎年行われている行事)に行ってきました。
公民館のそばの蓮池公園の中に灯ろうを並べて、お月見の雰囲気を出していたり、公民館の中ではお月見に合わせて、煎茶の祖「売茶翁」(蓮池出身)にちなみ、煎茶の振舞い(今年のお茶請けは手作りでした)もありました。
(灯ろう)
(煎茶の振舞い)
いろんな趣向を凝らした出し物もありましたが、印象に残ったのは「いも茶粥」の振舞いでした。地域の伝統食である「いも茶粥」が食べられるようになった由来を話された後で、お月見会に参加した子どもから高齢者まで全員で「いも茶粥」を食べました。
大きなサツマイモがゴロゴロ入った「いも茶粥」は、一杯で十分満足できるもので、全員で一緒に食べているところでは、高齢者の人たちも子どもたちが楽しげに食べている姿を見ながら一緒に楽しんでいる様子もあり、なんだか気持ちがほっこりさせられた秋の夜長の一日でした。
(芋茶粥)
(芋茶粥を食べる様子)
ほかの校区のまちづくり協議会の人たちも地域の人たちと協力しながら、地域でのにぎわいづくりのためにこれからもいろんな催しを計画されていますので、皆さんもよかったら参加してみませんか。
佐賀市教育委員会会教育課
子どもへのまなざし運動・若者支援推進室兼務主査(協働推進課)
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