夏休み期間中、各校区で子どもたちの安心・安全な居場所を作り、有意義で思い出作りとなるような行事や活動が開催されました。
8月23日(金)、春日北公民館で「公民館:健康増進と世代間交流を図りたい」「キッズダンスクラブのBELINDA&bright:盆踊りやダンスを通してみんな笑顔あふれる交流の場にしたい」という双方の目的で「BELINDA&brightとBON BON BONおどり」が開催されました。
プログラムの内容は、「グループ分け(若者たちのダンスを見ながら、『そうめん流し』『花火』などの自分のグループを考えて探す)」、「『栄の国から』の盆踊りをみんなで練習する」、「若者の振り付けをまねて盆踊りを踊る」などでした。
プログラムが進むにつれて、参加者は笑顔になり踊りの動きが生き生きと大きくなっていきました。そして、参加者は微笑みながら温かいまなざしを交わしたり、楽しそうに語り合ったり、会場はほのぼのとしたとても和んだ雰囲気になりました。
(参加者と子どもたちは踊りを通して楽しみながら世代間交流を行いました)
8月20日(火)から8月22日(木)までの3日間、本庄公民館で「夏休み宿題お助け隊」が開催されました。
この取り組みは「申し込み不要」「出入り自由」という要領で実施され、中学生や大学生がほぼマンツーマンで「漢字ドリル」「計算ドリル」「自由研究」「習字」など、子どもたちの課題の支援を行いました。子どもたちは静かな会場で手厚い支援を受け、じっくりと集中して課題に取り組むことができ、勉強がはかどっていました。
また、スタッフから「家庭でもない学校でもない子どもたちが立ち寄れる第三の居場所での中学生や大学生との交流は大切です。」という貴重な話も聞きました。
(手厚い支援を受け、子どもたちはじっくりと集中して課題に取り組んでいました)
今年の夏休み期間中も「猛暑」で、子どもたちは外で活動や遊びもままならず、家に閉じこもりがちだったと思います。各校区で開催された行事や活動は、地域の方などとのふれあい・交流の場、安心・安全で居心地の良い場所となり思い出に残る出来事になったと思います。
また、キッズダンスクラブの子どもたちにとって自分たちの得意なダンスを活かした活動ができ、「参加者の役に立てた。楽しそうに笑顔で盆踊りを踊ってもらった。」とやりがいを感じ、「自己有用感」を育む機会になったと思います。
佐賀市教育委員会 社会教育課
子どもへのまなざし運動・若者支援推進室
〈みんなであいさつ 笑顔で団らん いっしょにごはん〉