夏休み期間中、各校区で子どもたちの安心・安全な居場所を作り、よき思い出作りとなるような行事が開催されています。
8月19日(月)~8月21日(水)の3日間、西川副公民館では、「夏休みの宿題の支援」「安心・安全な居場所作り」「地域の人や中学生とのふれあい・交流の場」という趣旨で、「夏休み宿題お助け隊」が開催され、のべ100名を超える子どもたちが参加しました。そして、スタッフとして「まちづくり協議会」、公民館職員、中学生(のべ33名)が子どもたちの学習の指導・支援を行いました。
子どもたちは大勢のスタッフの手厚い支援や「こうすると上手に書けるよ。」「こうやって計算するといいよ。」などの的確なアドバイスを受け、「習字・書き方」「ポスター」「読書感想文」に集中して取り組み勉強がはかどっていました。
子どもたちの感想には、「夏休みの宿題がはやばやと終わることができたので嬉しかった。」「地域の人や中学生から分かりやすく教えてもらったり、いろいろな話ができたりしたので楽しかった。」などがありました。
「夏休み宿題お助け隊」は子どもたちにとって宿題がはかどり、中学生や大人との交流や居心地のよい場となり、有意義な行事になりました。また、中学生や地域の方にとって、「子どもたちの役に立てた。子どもたちに喜んでもらえた。」という「自己有用感」を感じる機会になりました。
(手厚い支援や的確なアドバイスを受け、子どもたちは集中して宿題に取り組みました)
8月6日(火)~8月7日(水)の2日間、東与賀農村環境改善センターでは、「子どもへのまなざし運動」事業の一環、子どもたちの防災・危機管理教育の場として「東与賀子ども防災キャンプ」が開催されました。この取り組みは昨年度から行われ、今年は12名の小学生や中学校生が参加していました。
1日目は、佐賀県防災士会代表の方が講師となり「防災学習①」が行われました。子どもたちは防災について大切な話を聞いた後、体験活動として「簡易トイレ作り」や「簡易ベッド作り」に挑戦しました。子どもたちは楽しそうに作業に取り組み、相談しながら協力して「簡易トイレ」「簡易ベッド」を完成させました。また、スタッフの方は子どもたちが作業をしている姿を笑顔で温かく見守られていました。
子どもたちの感想には、「実践することは言葉ではなく形になるということが分かってとても良かったです。」「避難所で過ごす生活の大変さが分かり、協力することの大切さを学びました。」「友だちと協力して簡易ベッドや防災食を作りました。新しい友だちができて良かったです。」などがありました。
子どもたちにとって「東与賀子ども防災キャンプ」は、専門家(防災士)の講話を聞くことができ、「簡易ベッド作り」「防災食作り」「救急救命」などを体験したことで、実際に災害が起こった時の対応を身に着けるとても意義のある実践活動だと思いました。
(子どもたちは楽しそうに簡易トイレや簡易ベッド作りに取り組んでいました)
佐賀市教育委員会社会教育課
子どもへのまなざし運動・若者支援推進室
<みんなであいさつ 笑顔で団らん いっしょにごはん>
★子どもへのまなざし運動 推進中!★