7月6日(土)、新栄校区で「新栄まちづくり協議会子ども育成部会」主催の「第6回新栄どろんこ祭り」が開催されました。
「どろんこ祭り」は「園児対象」「小学生対象」の2部に分かれて実施され、多数の子どもや保護者、スタッフが参加し賑わいのある催しになっていました。また、主旨は「現在、ゲームやネットなどでの室内遊びが主流となり、子どもたちは土とじかに触れる機会が少なくなっている。そこで、どろんこ遊びを体験させることで子どもたちの健全育成を図りたい」ということでした。
(大勢の子どもたちが参加し、賑わいのある催し物になっていました)
「どろんこ祭り」のプログラムは「宝さがし」や、チームに分かれての「棒とり」「玉入れ」などでした。初めは泥遊びに戸惑っている子どももいました。しかし、次第に泥の感触に慣れ、田んぼに沈んでいるボールを探す「宝さがし」や、2チームに分かれて棒を取り合って自陣に運ぶ「棒とり」など、プログラムが進むにつれて子どもたちは生き生きと田んぼの中を動き回り、全身泥だらけになりながら笑顔いっぱいで泥遊びを満喫していました。
(子どもたちは全身泥だらけになりながら泥遊びを満喫していました)
「日頃できない泥遊びができたので、子どもたちにとって貴重な体験になったと思います。」「はじめ戸惑っていた子どももいましたが、泥の感触に慣れて大はしゃぎで楽しそうに活動していたので嬉しかったです。」「子どもたちが泥んこで遊んでいる姿を笑顔で眺めているスタッフの姿がとても印象に残りました。」「子どもたちが笑顔で楽しそうに遊んでいる姿を見て、私も元気をもらいました。」という感想を聞きました。
現在の子どもたちは、テレビやインターネットなどのメディアからの情報による「間接体験」は豊富です。しかし、自然の中で遊ぶなどの直接体験は不足しています。
子どもたちにとって「新栄どろんこ祭り」は、泥にまみれて遊ぶことで視覚や触覚、臭覚などの「五感」を使って自然をいっぱい感じ、普段の生活では味わうことができない貴重な体験活動になったと思います。また、いつまでも残る良き思い出作りの機会にもなったと思います。
(最後に子どもたちとスタッフは笑顔で記念写真を撮りました)
佐賀市教育委員会社会教育課
子どもへのまなざし運動・若者支援推進室
〈みんなであいさつ 笑顔で団らん いっしょにごはん〉
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