6月21日(金)中川副小学校、7月2日(火)本庄小学校で実施された「田植え体験活動(農業体験)」の取材に行きました。
初め、JA職員や地域の農家の方が田植えの手順や仕方を丁寧に説明されました。その後、子どもたちは田んぼに入って田植えを行いました。
はじめ、子どもたちは普段あまり触れる機会のない田んぼの感触に戸惑いの表情を浮かべ、恐る恐る苗を植えていました。しかし、だんだんと泥の感触に慣れ、大人(支援者)の温かい励ましの言葉や手厚い支援に応えるように根気強く集中して作業に取り組みました。
(中川副小学校4年生の田植え体験の様子)
(本庄小学校5年生の田植え体験の様子)
子どもたちの感想に「私は田植えをしていて転びそうになって大変でした。でも、慣れてくると、もっと田植えがしたくなりました。田植えはとっても楽しかったです。私たちのために時間を作ってもらってありがとうございました。」「これから毎日、私は植えた苗を観察します。そして、どのように苗が育っていくのか見守りたいと思います。」「手で一つ一つ苗を植えていくのは大変だったです。農家の方の苦労がよく分かりました。」などがありました。
中川副小学校・本庄小学校区には田んぼや畑があります。しかし、農作業を手伝っている子どもはほとんどいないようです。それゆえに、学校と地域が協力して行う農業体験は、子どもたちにとって貴重で有意義な実践活動だと思います。また、子どもたちは田植えを体験したことで、農作業の楽しさを実感するとともに、農業の大変さや食料の大切さを理解する機会にもなったと思います。
佐賀市教育委員会 社会教育課 子どもへのまなざし運動・若者支援推進室
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