6月5日(水)、諸富町にある「なかよし保育園」で実施された、「ジャガイモ・玉ねぎ収穫」の自然体験活動(農業体験)を取材しました。
はじめに保育園の理事長さんがジャガイモや玉ねぎの収穫のしかたや手順について説明されました。園児は説明の間、理事長さんに目を向けてしっかり話を聞いていました。説明が終わった後、園児は職員の方の支援を受けながら、作業に取り組みました。
園児はてきぱきと集中して作業に取り組み、ジャガイモや玉ねぎを掘り出したり、コンテナの中に入れたりしていました。作業を終わるにはかなり時間がかかるだろうと思っていましたが、短時間で終わりました。
(てきぱきと集中して作業に取り組む園児たち)
園児が作業をしている間、理事長さんや職員の方は温かいまなざしを園児に向け、「頑張っているね。」「大きいジャガイモが掘れたね。」「助かったよ。」など、承認(褒め)や励ましの言葉をかけていました。その言葉かけを聞いて、自分がしていることは、役に立っている」「大人から認められている」と、園児は嬉しく思い作業に対する意欲が高まったと思います。
下の写真は、「サツマイモの苗植え」の様子です。「なかよし保育園」では、他にも「サツマイモの収穫」「野菜作り」など、自然体験活動(農業体験)を頻繁に行っているそうです。
自然体験活動(農業体験)が豊富な子どもは「前向きで、プラス思考」「自分の感情や衝動をコントロールできる」「壁にぶつかっても立ち向かっていける」などの自己肯定感が高いと言われています。
なかよし保育園の「ジャガイモ・玉ねぎ収穫」「芋苗植え」の体験活動は、職員の子どもへの関り方を含めて、子どもたちの自己肯定感を高める恰好の実践活動だと思いました。
(令和6年6月5日:「なかよし保育園」いも苗植え)
佐賀市教育委員会 社会教育課 子どもへのまなざし運動・若者支援推進室
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