4月26日(金)、川上小学校で全校児童(347名)と「川上っ子お守り隊」(21名)との対面式が
開催されました。
この取り組みは「毎朝、子どもたちの登校時間に合わせて各交差点で立ち番していただいている地
域の方と対面し交流を深める」という目的で平成27年に始まり、今年で10年目を迎えたそうです。
対面式の内容は「校長先生の話」「お守り隊の方の自己紹介」「児童代表の挨拶」「校歌斉唱」など
で、子どもたちも「川上っ子お守り隊」の方も笑顔で楽しそうに参加し、とても和やかな雰囲気にな
っていました。
(お守り隊の方は子どもたち手作りの花輪をくぐって入場しました)
「お守り隊の方の自己紹介」は、「交差点に立っています。毎日、皆さんの元気な姿と挨拶でこちら
も元気をもらっています。」「毎朝、川上小学校の校門に立っています。これからも『おはようござい
ます』と挨拶をするので、皆さんからも挨拶を返してもらうとうれしいです。宜しくお願いします。」
など、子どもたちへ安心感を与える温かみのある内容でした。
また、「児童代表の挨拶」は、「毎日、私たちのために横断歩道や交差点で見守っていただいてあり
がとうございます。皆さんが朝早くから横断や交差点に立ってくださっているので本当に安心して登
校することができます。『おはようございます』と挨拶をすると笑顔で挨拶を返していただくので元
気ももらっています。これからも宜しくお願いします。」と、お守り隊の方への感謝の気持ちがこめら
れた内容でした。
対面式の最後は参加者全員による川上小学校の校歌斉唱でした。「お守り隊」には川上小学校の卒業
生が多数参加されていて、「最後に全員で校歌を歌えたことが何より嬉しかった。」という参加者の感
想を川上小学校職員の方から聞きました。
「川上っ子お守り隊」との対面式は、子どもたちにとって地域の方への信頼を深め感謝の心を培う機
会になったと思います。また、「お守り隊」の方にとっても活動(見守り・挨拶運動)へのやりがいを
感じ意欲を高める機会になったと思います。まさしく「子どもへのまなざし運動」に繋がる有意義な
実践活動だと思いました。