2月17日(土)、嘉瀬小学校運動場で開催された「どようひろば(熱気球搭乗体験会)」(主催:嘉瀬小ボランティアネットワーク)の取材に行きました。当日は低温で肌寒く感じましたが、快晴・無風で格好の搭乗体験の天候となっていました。
午前7時に受付が始まり、午前7時過ぎから80名を超える子どもたちが少人数に分かれて順番に搭乗体験を行いました。また、会場には子どもたちの搭乗体験を運営や支援するスタッフの方や子どもたちの保護者が大勢参加していました。
子どもたちの感想には、「思っていたより高くまでバルーンがあがったので、少しこわかったです。」「雲仙の山が見えるよとパイロットの人が教えてくれたのでおどろきました。」「気球のバーナーの音がすごかったです。友だちといっしょに乗れたので楽しかったです。」などがありました。
スタッフの方の感想には、「子どもたちが熱気球に乗って、とても喜んでいる様子だったので良かったです。」「嘉瀬町にはこんなに大勢の方が『どようひろば』の実施について、協力やサポートをしていただいて有難いと思いました。」などがありました。
子どもたちにとって「熱気球搭乗体験」は日ごろ見ることができない景色を眺めることができたり、バーナー音や浮遊感を楽しんだり、有意義な体験活動になったと思います。また、スタッフにとっては子どもたちの笑顔や楽しそうな姿を見ることで、成就感ややりがいを感じる機会になったと思います。
(子どもたちは驚いたり、楽しんだり搭乗体験を満喫していました)
「どようひろば」は「学校完全週休2日制」になった2002年に始まり、今年度で21年目になるそうです。昨年度は年間6回開催され、子ども(のべ590人)と大人(のべ283人:スタッフ・ボランティア)が参加したそうです。
また、活動の内容は「お話会(絵本の読み聞かせ)」「ニュースポーツ(ボッチャ・卓球バレー等)」「体験活動(ドローン操作・ジャンボシャボン玉等)」「もの作り(紙飛行機・万華鏡等)」で、さまざまな興味深い活動を子どもたちに提供されています。
「どようひろば」の取り組みは子どもたちの安心・安全な居場所を作り、嘉瀬校区の子どもや大人が活動を通して交流しつながりや絆を深める素晴らしい実践活動だと思いました。
下の写真は、令和6年1月20日(土)に行われた「どようひろば」の様子です。嘉瀬小学校「ジュニアスタッフ」の子どもたちが大勢の参加者に堂々と大きな声で絵本の読み聞かせを行っていました。また、「トークフォークダンス」では参加者が2重円で対面して着席し、題(好きな食べ物、好きな月、今の目標)にそって相手を変えながら会話を楽しんでいました。
(ジュニアスタッフによる絵本の読み聞かせ、参加者は相手を変えながら会話を楽しみました)
佐賀市教育委員会社会教育課 子どもへのまなざし運動・若者支援推進室
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