10月14日(土)西与賀公民館、10月28日(土)本庄公民館で開催された「電波教室(電波を知ってラジオ工作)」の取材に行きました。
講師は「佐賀県電波適正利用推進員協議会」の方々で、西与賀公民館・本庄公民館とも小学生の子どもと保護者が参加していました。
「電波適正利用推進員協議会」は電波の適正利用の周知・啓発のため、電波に関する知識や利用のルール等について講話や体験活動を地域や学校で行われています。
最初、子どもたちは電波について分かりやすくまとめた「面白電波教室DVD」の視聴や講話を通して、電波の性質や利便性利用のルールなどを学びました。少し難しい内容だったかもしれませんが、子どもたちは静かにDVDを視聴したり、きちんとした態度で講師の説明に耳を傾けたりしていました。
(西与賀公民館:子どもたちは静かにDVDを視聴し、講師の説明に耳を傾けていました)
子どもたちは、「はんだごて」を使っての作業は初めてだったので、最初は緊張して戸惑った様子でした。しかし、講師やスタッフが個別に入って手厚い支援や的確なアドバイスをされたので、子どもたちは安心しながら集中して作業に取り組むことができ、1時間程度でラジオを完成させました。
そして、ラジオからイヤホンを通して音声が聞こえた時、とても嬉しそうで笑顔いっぱいになったり、支援スタッフや保護者に顔を向けて微笑んだりしていました。
(スタッフの手厚い支援に応えるように集中して作業に取り組む子どもたち)
参加した子どもたちから、「参加してとても楽しかったです。家に帰ってラジオを聞くのが楽しみです。」「電波についてあまり知らなかったので、今日参加して電波の仕組みを知ることができたので良かったです。」といった感想がありました。
また、保護者から、「ラジオから音が聞こえた時、子どもはとても嬉しそうでした。家に帰ってからもずっとラジオを聞いていました。とても良い企画だったと思いました。ありがとうございました。」「親子で一緒に作業ができました。有意義な時間を過ごすことができありがとうございました。」といった感想がありました。
西与賀公民館・本庄公民館で開催された「電波を知ってラジオ工作」の体験活動は、子どもたちにとって、電波の性質や利便性、利用のルールについてDVD視聴やラジオ工作を通して学ぶことができ、電波を適正に利用しようという意識を醸成する機会になり、「子どもへのまなざし運動」に繋がる素晴らしい実践事例だと思いました。
(本庄公民館:ラジオが完成して、子どもたちは成就感や達成感で笑顔になりました)
佐賀市教育委員会社会教育課
子どもへのまなざし運動・若者支援推進室
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