金立教育キャンプ場での親子キャンプ体験を取材しました

　10月14日（土）から10月15日（日）まで、金立教育キャンプ場で実施された「親子キャンプ体験」の取材に行きました。「親子キャンプ体験」は、1泊2日の日程で行われ、9家族28名の大人と子どもが参加し、賑わいのある自然体験のイベントになっていました。

　プログラムの内容は「名刺交換（参加者同士の名前を覚える）」「テント設営」「ロープワーク」（止め結び・もやい結びなど）」「夕食（カレーライス作り）」「朝食（ホットドック・スープ作り）」「わくわく自然体験遊び（モンキーブリッジ渡り・割りばし鉄砲作り・空き缶釣りなど）」でした。

（親子で協力してテント設営を行い、ロープワークなどに挑戦しました）
　
　
　「親子キャンプ体験」では、親子でテントの設営をしたり、「止め結び」「もやい結び」などのロープワークに挑戦したり、親子や兄弟で協力・協働する場面がたくさんありました。
　また、作業や体験活動に取り組む子どもたちを温かいまなざしで見守り、アドバイスをするスタッフや親の姿がありました。　

　「キャンプをする」「星空を観察する」「山登りや自然観察をする」などの自然体験活動の豊富な子どもは、「前向きでプラス思考」「自分の感情や衝動をコントロールできる」「壁にぶつかっても頑張ることができる」など、自己肯定感が高いと言われています。また、判断力や思考力、創造力が豊かになり、人としての「生きる力」を育むことができると言われています。
　参加者のアンケート結果には、「とても楽しかったです。テント設営など今まで体験したことがなかったことができました。」「料理も親子で協力しておいしくできあがりました。全てにおいて大満足です。ありがとうございました。」「親子で楽しんだり、家族の仲を深めたりすることができました。」という感想がありました。　

　金立教育キャンプ場で実施された「親子キャンプ体験」は、山の中の景色や生き物などの「本物」に出会い、親や兄弟の絆を深める機会となり、子どもたちにとって思い出に残る有意義な自然体験活動だと思いました。

（モンキーブリッジ渡りや空き缶釣りに集中して真剣に取り組む子どもたち）
  

佐賀市教育委員会社会教育課　
子どもへのまなざし運動・若者支援推進室  　　
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