夏休み中の子どもたちの安心・安全な居場所を作り、さまざまな学習や体験活動をすることを目的
として、「夏休み子ども教室」が各校区で開催されています。
7月28日(金)、高木瀬公民館で開催された「夏休み子ども教室(習字)」には、20名の子どもた
ちが参加していました。そして、指導者は、北陵高校の生徒(7名)や書道サークルの方(8名)でし
た。はじめに、書道サークルの先生が手本を示しながら、学年ごとに「とめ」「はらい」などの留意
点を説明されました。
その後、北陵高校の生徒や書道サークルの方は、「いいね。いいね。上手に書けているね。」「頑
張ったね。」など、励ましやほめ言葉をかけながら手厚く子どもたちの指導をされていました。
子どもたちは、高校生や書道サークルの方の適切なアドバイスや手厚い指導に応えるよう時間いっ
ぱい集中して取り組み、自分が書いた清書のできばえに満足していました。
(指導者の手厚い指導を受け、子どもたちは時間いっぱい集中して取り組みました)
8月8日(火)、久保泉公民館で開催された「夏休み子ども教室(交通安全ポスター)」には、20名
の子どもたちが参加していました。そして、指導者は、金泉中学校の先生と生徒(美術部員:5名)
でした。
はじめに、金泉中学校の先生が実際の写真を見せながらポスターを描くための注意点やポイントを
説明されました。その後、先生と美術部の生徒は、会場の中を巡りながら、子どもたちの指導を行い
ました。作業中、戸惑っている子どもに優しい言葉をかけながら、ひたむきな態度で熱心に支援や補
助を行う中学生の姿が印象に残りました。
(中学生はひたむきな態度で支援や補助を行っていました)
高木瀬公民館や久保泉公民館で開催された「夏休み子ども教室」は、子どもたちが安心してじっく
り課題に取り組めるように準備や指導者の選定、プログラムの工夫などを入念に行った素晴らしい実
践活動だと思いました。
また、中学生や高校生にとって、自分の技能や得意なことを活かすことができ、「小学生やスタッ
フの役に立つことができた。みんなに喜んでもらえた。」というやりがいを感じ、自己有用感を高め
る機会になったと思いました。
佐賀市教育委員会 社会教育課
子どもへのまなざし運動・若者支援推進室
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