2月14日(火)、巨勢公民館で開催された「巻き寿司作りで卒業生を祝う会」の取材に行きました。「巻き寿司会」の始まる前に会場に入りましたが、「まちづくり協議会」「ボランティア巨勢」「男性料理教室」などの大勢のスタッフの方が、会場作りや用具の準備を一生懸命されていて、「巻き寿司会」にかける意気込みや思いを強く感じました。
「巻き寿司作りで卒業生を祝う会」は、まちづくり協議会が主催し、「新型コロナ感染症」の影響で2年間中止になり、3年ぶりに開催だということでした。また、感染症対策のため、例年のように会食は難しいということで、今回は製作のみの形式で行われていました。
(大勢のスタッフの方が万全の準備や感染対策を行って、巻き寿司作りが始まりました)
「巻き寿司作り」は、6年生とスタッフの大人が1テーブルに3人ずつ隣り合わせて並び、長さ180cmの巻き寿司を息を合わせて巻いていきました。6年生にとっては初めての体験でしたが、スタッフの方の優しい言葉かけや的を射た支援で、とても上手に巻き寿司ができあがっていました。
そこには、「子どもはやったことがないことはできないし、教えられていないことは分からない。このことを大人は理解して子どもに関わること」という、大人が子どもに関わる際の大切な配慮点がありました。
(子どもたちはスタッフの支援を受け、とても上手に巻き寿司作を完成させました)
「コロナ禍」で、例年のように巻き寿司を一緒に食べることはできなかったものの、子どもたちにとっては地域の大人とふれあいができ、心を通わす恰好の機会になったと思います。また、学校と地域が協働した行事に参加し、住民の方と交流したことで、子どもたちは地域(巨勢校区)に生きているという意識を育む機会にもなったと思います。
(記念撮影の様子:子どもたちは満足したようで満面の笑顔でした)