中川副公民館から行事についての情報提供がありました。そこで、令和5年1月12日(木)、中川副公民館で開催された「三重津かるた」の大会の取材に行きました。。
「三重津かるた」は、2015年に三重津海軍所跡が世界文化遺産に登録されたことを受けて、中川副まちづくり協議会が作成されたそうです。
「三重津かるた大会」は、「コロナ禍」の影響で3年ぶりに開催され、中川副小学校3年生18名、地域住民約30名が参加し、会場は賑わった雰囲気でした。
(三重津かるた大会は初め、小学生と大人に分かれリーグ戦が行われました)
「三重津かるた」の題材は、「平和につなげよう 博愛の精神 常民誕生の地から」「わが町 博愛の里に 世界文化遺産あり」「有明海 6mの干満差 自然のめぐみがいっぱい」「海苔船が せわしく行き交う 早津江川」など、中川副の歴史や人物、魅力や特色に関わる内容です。
(三重津かるた「歴史に三重津 幕末に タイムスリップ」など)
これまでの「三重津かるた大会」は、小学生と大人が対戦する形式で行っていたそうです。しかし、今回は新型コロナウイルス感染症対策と、大会の雰囲気を盛り上げようという目的で、最後に小学生と大人の優勝チームで決定戦が行われました。
小学生と大人の優勝決定戦はとても盛り上がりました。小学生や大人が一枚札を取るごとに会場から歓喜とため息が聞こえました。参加した小学生も大人も笑顔で楽しく時間を過ごし、ふれあいや交流を深める場になっていました。
(優勝決定戦は白熱し、子どもチームが一枚差で勝利しました)
小学生にとって、「三重津かるた大会」は、楽しみながらかるたの題材について学び、中川副の特色や魅力を理解し、ふるさとを誇りに思う心情を育む機会になったと思います。
「三重津かるた大会」は、「地域社会の習慣や伝統文化の良さを知り、守り育てる行動をとることができる」という、「佐賀市版:市民性を育む教育」につながる素晴らしい実践活動だと思いました。
※写真掲載許可は取っています。 (子どもへのまなざし運動・若者支援室)
佐賀市教育委員会 教育部 社会教育課 子どもへのまなざし運動・若者支援推進室
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