6月19日(日)、佐賀市中央児童センター・星空学習館コラボ企画「星座万華鏡を作ろう」の体験活動を取材しました。この体験活動の目的は、きらきら光って見える「星座万華鏡」の製作をとおして、星や宇宙について楽しみながら学ぶということでした。
講師は星空学習館の学芸員の方で、小学生や園児など12名の子どもたちが参加していました。
(スタッフのサポートを受けながら、熱心に製作に取り組む参加者)
「星座万華鏡」を製作する前、子どもたちは児童センターの広場に出て、天体望遠鏡で太陽の黒点を実際に観察しました。また、講師から太陽の構造や「紫外線」「赤外線」などの光線について詳しい話を聞きました。子どもたちは興味深げに繰り返し、天体望遠鏡を覗いて黒点を観察したり、講師の話を熱心に聞いたりしていました。
(子どもたちは興味深げに繰り返し天体望遠鏡を覗いていました)
「星座万華鏡作り」の手順は、「星座の並びにあわせて紙コップの底に穴を開ける」「分光シートを貼り付ける」でした。体験活動終了時間になっても、子どもたちは手を休めずに作業に没頭している姿が印象的でした。それは、「星座万華鏡づくり」が、子どもたちの興味・関心を惹く楽しい体験活動だったからだと思います。
「星座万華鏡作り」は、佐賀市中央児童センターと星空学習館が協働した取り組みでした。太陽や星座について体験や工作から学ぶことができ、子どもたちが「自然科学」について興味を持つ機会となったと思います。
また、子どものために大人同士が協働した行事や体験活動は、活動や成果の質を高めるとともに、子どもの良き思い出作りになったと思います。
(真剣なまなざしで粘り強く作業に取り組む子どもたち)
※写真は、掲載許可を取っています。(子どもへのまなざし運動・若者支援推進室)