5月26日(木)、「諸富なかよし保育園」で実施された、「ジャガイモ収穫」の自然体験活動(農業体験)を取材しました。
初めに理事長が、ジャガイモ収穫の仕方や手順について丁寧に説明されました。園児は説明の間、理事長に目を向けてしっかり話を聞いていました。
理事長の説明が終わった後、園児は職員の支援を受けながら、ジャガイモを掘り出したり、コンテナに入れたり、てきぱきと作業に取り組んでいました。ジャガイモの収穫にはかなり時間がかかるだろうと思っていましたが、園児たちの頑張りと職員の手厚い支援や励ましの言葉で、作業は短時間で終わりました。
(てきぱきと作業に取り組む園児たち)
園児がジャガイモを収穫している間、理事長や職員は温かいまなざしを園児に向け、「頑張っているね」「大きいジャガイモが掘れたね」「助かったよ」など、承認(褒め)や励ましの言葉をかけていました。
(園児に励ましや褒め言葉をかける理事長や職員)
「諸富なかよし保育園」では、他にも「サツマイモの苗植え」「サツマイモの収穫」「野菜作り」など、自然体験活動(農業体験)を頻繁に行っているそうです。
自然体験活動(農業体験)を豊富に体験している子どもは、「好奇心旺盛で、プラス思考」「自分の感情や衝動をコントロールできる」「壁にぶつかっても立ち向かっていける」「色々なことにチャレンジし、失敗も成長の糧にする」などの自己肯定感が高いと言われています。
「ジャガイモ収穫」は、職員の子どもへの関り方を含めて、園児の自己肯定感を高める恰好の実践活動だと思いました。
(大物のジャガイモを掘り出して、子どもはとても満足気でした)
※写真は、掲載許可を取っています。 (子どもへのまなざし運動・若者支援推進室)