3月15日(火)久保泉公民館、3月28日(月)西与賀公民館で実施された「子育てサロン」の取材に行きました。
「子育てサロン」は子育てをしている保護者と、その子どもが同じような仲間と交流する場です。子育ての悩みなどを講師やスタッフ、保護者同士で語り合うことができます。子どもたちも、他の子と楽しく遊ぶ中で社会性を身につけることができます。
久保泉「子育てサロン」では富士フイルムアルバム大使前田さんが講師となって、「アルバムカフェ」が行われました。8組10人の保護者と乳幼児が参加していました。
参加した保護者は、我が子の写真をシールやリボンなどの材料で飾りつけを行い、素敵な壁掛けができあがっていました。
(壁掛け作りに熱心に取り組む保護者)
(子どもをあやし見守りをするスタッフ)
西与賀「子育てサロン」では、城西子ども園の先生が講師となって、「電車に乗って」というテーマで、「お返事ハイ」「みんな大好きパン屋さん」「読み語り」などのプログラムが行われました。
親子で一緒に体を動かしたり、子どもたちが思い思いにのびのびと遊んだり、プログラムが進むにつれて、保護者や子どもの表情が和み笑顔になりました。また、スタッフや講師の方は、温かいまなざしで保護者や子どもを眺め、優しい言葉かけや活動の支援を行っていました。
(親子で一緒に体を動かす)
(遊びの中で、親子のふれあいを深める)
「コロナ禍」などで、保護者と子どもが家の中で過ごす時間は以前よりも増え、子育ての相談や情報交換をする機会も少なくなっています。その結果、保護者のストレスや子育てへの不安も高まっています。
「子育てサロン」の時間が経過するとともに保護者や子どもの顔は明るく柔和になっていきました。子どもたちの笑い声や保護者の笑顔など、会場は賑やかで華やいだ雰囲気になりました。
「久保泉子育てサロン」や「西与賀子育てサロン」の取り組みは、保護者のストレスケアを図り、親子のふれあいを深める機会になったと思います。そして、「子どもへのまなざし運動」に繋がる意義のある実践活動だと思いました。
※写真は、掲載許可を取っています。 (子どもへのまなざし運動・若者支援推進室)