令和4年1月19日(水)、「銭太鼓を育てる会」の皆さんが講師となり、東与賀小学校の子どもたち(1年生~6年生)17名が佐賀市重要無形民俗文化財「銭太鼓」に挑戦しました。
「銭太鼓を育てる会」の皆さんは、平成2年から「銭太鼓」の普及と後継者育成のため活動されています。また、平成20年からは、「東与賀銭太鼓の伝統を子どもたちに学んでもらおう」と、「子ども銭太鼓教室(全3回)」や東与賀小学校3年生の伝統芸能の授業の講師としても活躍されています。
その取り組みは、「子どもへのまなざし運動」に繋がる素晴らしい実践活動として「令和3年度第12回まなざしキラリ大賞(団体の部)」を受賞されています。
(真剣な面持ちで銭太鼓の練習に取り組む東与賀小学校の子どもたち)
子どもたちは、「銭太鼓を育てる会」の皆さんの指導で「面浮立」の曲を練習しました。初めて参加した子どもたちもすぐに振り付けを覚えて、曲に合わせて上手に「銭太鼓」を振れるようになりました。
公民館長の野中さんが、子どもたちの練習の様子を眺めながら、「子どもたちは、とても熱心で楽しそうに銭太鼓の練習に取り組んでいます。だから、すぐに上達できたと思います。と、嬉しそうに話をされました。
「銭太鼓を育てる会」の皆さんは、「銭太鼓」の練習に取り組む子どもたちに「上手になったね」「頑張っているね」「さすがだね」など、褒めや励ましの言葉をかけながら、熱を入れて指導をされていました。
子どもたちは自分がしていることを指導者から認められたと受け止め、それが励みとなって意欲的に練習に取り組んでいたので、すぐに上達できたと思います。
子どもに「出番」「役割」の場面・機会を設け、子どもを「承認」(褒める)ことは、とても大切で大人が留意すべき関わり方だと思いました。また、「子ども銭太鼓教室」の様子は、まさしく「子どもへのまなざし運動」の風景そのものだと思いました。
(大人に褒められ、子どもたちは意欲的に「銭太鼓」の練習に取り組みました)
※写真は、掲載許可を取っています。(子どもへのまなざし運動・若者支援推進室)