みんなで遊んでみよう昔遊び

　平成２７年６月６日（土）、中川副公民館で「みんなで遊んでみよう昔遊び」が開催されました。今回は、地域の子ども達が遊びを通していろいろな体験ができるよう、博愛の里中川副まちづくり協議会の子ども育成部会の活動の一つとして昔遊びの場を作りました。
　休日の朝、子ども達は、「どんなことがあるかな？」といった様子でウキウキしながら集まってきました。開会式では、竹馬・竹とんぼ・こま・けん玉・羽根つき・水鉄砲・ヨーヨーのコーナーが紹介され、子ども達の表情は、期待感いっぱいでした。「今から好きなところで遊べます。」の声に元気いっぱい駆け出していました。

　中庭では、手作りの水鉄砲が大人気！ 濡れることも忘れて、遠くへ遠くへと飛ばしていました。きらきら飛び出す水しぶきに夢中になり、「次はわたし！」「もっとしたい！」と明るい声が飛び交っていました。
　竹馬は、最初はグラグラなりながらも支えられ、一歩一歩ゆっくりと進んで・・・教える地域の方々の楽しい掛け声に徐々に、こつをつかんでいっていたようです。しばらくして、ひとりで歩きだす子もでてきました。初めての竹馬に自分で一生懸命挑戦していっていたようです。
　竹とんぼも「見て見て、出来たよ。」と空に向かって盛り上がり！
「次、貸して。」「もうちょっと。」など友達とのやり取りもほほえましかったです。
　館内では、好きなけん玉やこま、羽根つき、ヨーヨーから一つを選び、思い思いの色を塗り、自分だけの素敵な宝物を作っていました。できあがった遊具、使い方がわかりません。「できない。」「どうしたらできる？」の声から始まっていた遊びが、「出来たよ！」「見て！」に変わり、後半には競い合うほどに上達。昔子どもの皆さんたちの根気強い指導と、子ども達のパワーに驚かされました。
　遊びと地域の方々との触れ合いの中で、心も体も豊かに成長していって欲しいものです。