佐賀大学医学部付属病院高度救命救急センターの救急専門医である古川祐太朗先生より、"今日からできる「人生会議」"と題して約2時間の話をお聞きしました。救急医療の現場の医師からお聞きするお話はまさにリアルな内容ばかりでした。緊急搬送された病院先で、延命治療を含む様々な選択を迫られるときに慌てずにすむように、また後悔することのないよう、少なくとも日常会話の中で身近な人と話しておきたいと思われた方も多かったのではないでしょうか。また病院の中の患者さんばかりではなく、在宅医療を含む色々な状況におかれた患者さんを診てこられた先生だからこそ、地域のつながりにの大切さを力説されていたお姿が印象的でした。
途中、医大の部活「佐賀大学学生地域医療交流の会」の医大生による軽い運動やおしゃべりも大変リラックスできた楽しい時間でした。本日の参加者は校区内外から45人。
あなたも身近な人と"人生会議"と称する日常会話からはじめてみませんか?
※ACPとはAdvanced Care Planningの略。将来の身体の変化に備え、将来の医療及びケアについて、 本人を主体に、ご家族や近しい人、医療・ ケアチームが、繰り返し話し合いをすること。"人生会議"と言われています。