「ひと 鍋島」山口幸夫会長(鍋島校区スポーツ協会)

鍋島公民館

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「ひと 鍋島」 

ここ鍋島校区の地域づくりには公民館をはじめ、様々な団体やグループが活動しています。今回、1月19日に開催された「第73回佐賀市校区対抗駅伝大会」で見事優勝した「鍋島Aチーム」を率いた鍋島校区スポーツ協会の山口幸夫会長にお話を伺いました。 

――優勝おめでとうございました。まずは、大会の様子をお聞かせください。

山口会長:はい。当日は佐賀市内24校区から26のチームが参加して健脚を競い、「鍋島Aチーム」が優勝することができました。それも2位の神野校区チームに214秒もの大きな差をつけ、好成績でした。

――それはすごいことですね。会場はどのような雰囲気だったのでしょうか。

山口会長:当日は晴天に恵まれ、会場の「干潟よか公園一帯」(東与賀町)に全長約23キロのコースが設定されており、自分たちの校区を応援しようとたくさんの方々が応援に来られていました。わが鍋島校区もみんなで声を張り上げ、身を乗り出して応援しました。

――山口会長が、大会前に「今年は優勝するかもしれん」と言われていたのですが、その予想が見事当たりましたね。優勝の原動力は何だったのでしょうか?

山口会長:今年は優秀な選手が揃っていたと思います。1チーム6人の中に、40歳以上が1人、女性が1人、中学生が1人含まれていることが条件ですが、みなさんそれぞれの日頃の走りを拝見していたので「今年はいけるぞ」と思っていました。

――大会へ向けて、リハーサルと言うか全体練習もされたのですか?

山口会長:いいえ、実は1回もしていません。当日初顔合わせです。走る順番だけ決めていきなり走りました。

――ええっ? そうなんですか。そうすると選手1人1人が、日頃からトレーニングされているということですね。

山口会長:はい、そうだと思います。 

―― さて、今回は駅伝での優勝でしたが、鍋スポ協には他の種目もたくさんありますよね。

山口会長:はい。すべて挙げると、陸上部、ソフトボール部、バレーボール(男女)、野球部、バトミントン部、グラウンドゴルフ部、ミニテニス部、ミニバレーボール部、柔道部、剣道部、ペタンク部、水泳部、テニス部、モルック部―があります。

――バラエティー豊かですね。最近は新しい名前のスポーツも出てきていますね。

山口会長:そうですね。グラウンドゴルフやペタンクなど、ニュースポーツと呼ばれるもので、優しいルールで、誰でも楽しめるレクリエーションの要素の高いものが人気です。

――公民館に来館されるシニア層の中には、グラウンドゴルフを楽しみにされている方も多いです。ところで山口会長ご自身は何かスポーツはされるのですか?

山口会長:私は20歳でソフトボールを始めて以来、今もずっと継続しています。現在は、鍋島と開成に拠点を置く「鍋島シニアソフトボール」の仲間と一緒に週1回、汗を流しています。ポジションはピッチャーです。

――最後になりますが、鍋スポ協の団体の組織と、今後どのような団体にしていきたいかお聞かせいただけますか。

山口会長:現在、鍋スポ協は役員など約40人と町区理事20人で構成されています。役員の中に先ほどの15のスポーツの部長も含まれています。今後は今以上に、若い人も高齢者もいろんな世代の方々が参加してくれる、親しみやすい団体にしたいなと思っています。鍋スポ協の活動に興味を持たれた方はぜひ、公民館に連絡をください。地域のみなさんと一緒にスポーツを楽しみましょう。         (聞き手:鍋島公民館長 岸川いづみ)

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