去る6/27(木)、7/11(木)、7/25(木)に諸富町の読み聞かせボランティア「リーフ」の方を講師にお迎えし、生きがい講座(みんなで音読コース)を開催しました。
1回目の6/27の最初に音読が脳の活性化に繋がって健康寿命を延ばすきっかけにもなる、という話をリーフの方から聞き、今後の活動が楽しみになりました。
まずは口の体操「アエイウエオアオ~ピャペ ピピュ ペピョ ピャピョ」まで難しい発音も頑張って口を動かしてウォーミングアップです!
その後は茨木のり子さんや星野富弘さんの詩の朗読の練習をし、気に入った詩を選んでみんなの前で発表しあいました。
2回目のメインは絵本の読み聞かせで、7種類の本から好きな絵本を選び、同じ絵本を選んだ人同士でグループを作り、役割分担を決めてみんなの前で読み聞かせをしました。
「子育てが終わった世代の大人も絵本の読み聞かせをしたり、他の人の読み聞かせを聴くことで心に大変響くものがあり、内容の解釈も深いものになったように感じられる」というお言葉が参加者のみなさんから出ていました。
グルーブ練習中も和気あいあいと参加者のみなさん同士の交流も深まったようでした。
3回目は枕草子、源氏物語、平家物語などの古典の一部をみんなでゆっくり読み、グループごとに発表をしたりしました。古典は音読が難しいですが、当時の情景に思いを馳せながら読むこともまた趣がありました。さらに今回ももう一度絵本の読み聞かせがありました。
今回もみなさんの温かい読み聞かせに聞き入っていました。
最終回ということで茶話会まで行い、感想を述べあいました。
「リーフのみなさんの絵本の選び方がすばらしい。選ぶコツはありますか?」などの質問も出て、参加者の皆さんが今後も絵本を選んで読んでみようという意欲を感じられました。
大人になってからの絵本との出会いもすばらしいもので、今後の人生を豊かにしてくれるようです。今後も音読を通して自らを高めたいという声も多く、大変意義ある講座になったと思われます。リーフのみなさんいろいろご準備くださり、三回にわたり今後の人生を豊かにするような講座をありがとうございました。