諸富町上下地区の高齢者ふれあいサロンではお盆が近づくこの時期に毎年落雁つくりをされています。本寒梅粉(とうもろこし澱粉ともち米でできた粉)にかたくり粉、白砂糖、水あめ食用色素を混ぜ合わせた材料を木型に入れ固めて作ります。簡単にできそうですが、いろいろな色の粉の出来具合、木型に押し込む力加減等長年の経験がいるようです。菊、蓮、とうもろこし、なすび、ぶどう等お供えには欠かせない落雁ができあがり、パック詰めにして地区の世帯に配られ、地区の人も楽しみに待っておられるようです。上下地区は30数世帯の小さな地区ですが、その分ふれあい、団結力も強いようです。その他しめ縄作り、いわし祭り等昔からの伝統行事も引き継いでおられます。小さな地区の大きな地域活動ですね。