諸富北小学校(校長築波 真史先生)では、月に一度水曜日に全校児童による一斉下校を行っています。
当日は、日頃子どもたちの朝の登校の見守りをしている私たちも小学校校庭に集合し、子どもたちが安全に帰宅できるよう見守りながら下校します。一番遠い地区から順番に列になって出発し、列の先頭と最後尾は上級生が担当、下級生をリードし見守っています。先頭を行く上級生の背中は、とても凛々しく頼もしく感じます。いつもと違って気の合う友達同士で帰れない子もいるようで、はじめは残念で浮かない表情の子も次第に周囲の子と交じり合いながら笑顔になっています。時には、列をはみ出たり、前との距離が開いたりとなりますが、集団行動でのルールを学ぶ貴重な時間でもあります。私たち見守り隊も、1学期には、列を前後しながら声掛けに忙しいのですが、3学期ともなると随分と落ち着いた感じです。
この一斉下校見守り活動は、暑い日や雨の日など大変なこともありますが、コロナ禍で子どもたちと接する機会が激減した今、子どもたちの成長を身近に感じながら共に歩むとても楽しみな時間でもあります。