1月21日㈭諸富町公民館にて、諸富町ボランティア推進協議会主催、令和2年度3回目の研修会「身近な救急法講習会」を開催。日赤佐賀県支部より講師をお招きし、骨折や出血時の応急処置や、災害時の傷病者の搬送、AED装置を使用した心肺蘇生法など救急手当に必要な基礎知識について、丁寧にわかりやすく教えていただきました。
コロナウイルス感染予防対策のもと、1対1の実践はできませんでしたが、例年では2~3人のグループになって行う心肺蘇生を各自ひとりで実践。通常119番通報してから救急車が到着するのに要する時間はおよそ10分。しかしながらひたすら一人で続ける胸骨圧迫は、とても忍耐と体力を要することを実感しました。
昨今、人命救助のニュースをよく見聞きします。通りがかりの異変に素早く反応し行動を起こすことは、とても勇気がいることです。今回の研修で配布されたテキストからの一文です。「苦しんでいる人を助けたいという想いは、誰もが持っている優しい心です。赤十字の救急法は、その優しさを行動に移す自信と勇気を持っていただくように、救命・応急手当の知識と技術をお伝えするものです。」受講の機会があるときはぜひ積極的に参加されるよう願っています。