松梅といえば「かかし」と「干柿」。どちらも秋の代表的な風物詩。
松梅地区では、生産者だけでなく個人の敷地まで、至る所に「干柿小屋」があります。以前と比べれば少なくなったということですが、この時期は生産者にとっては繁忙期。柿むき包丁や機械を使って皮をむき、燻蒸(くんじょう)した後、干柿小屋に吊るします。
松梅の干柿の本場は上二区地域(松梅保育所の南側付近)と聞いたので行ってみると、干柿小屋に橙色したたくさんの干柿が吊るされていました。生産者によっては数万個を吊るすということでした。
その風景たるや、見る側にとっては山あい特有の長閑でまったりした気分になれます。
★生産者の皮むき
柿むき包丁と皮むき機でむいています。
吊り下げ用のひもに干柿の枝をひっかけています。
★名尾地区の干柿小屋 〜 むかれた皮が木の根元に残っています。
個人宅の干柿小屋
★上二区の生産者の干柿小屋 〜 1か月ほどで市中に出回ります。