令和6年11月3日(土祝)、松梅防災会(西公一会長)は、超大型台風接近で被災の恐れがあるという想定を下に、防災会役員及び地域住民の知識、技術の高揚を図ることを目的として地区を2つ(東部地区148人、北部・南部地区127人参加)に分け、それぞれ防災訓練を行いました。
訓練は、「松梅防災災害対策本部」を立ち上げた後、次に掲げる5項目
①情報伝達訓練
②避難訓練
③消火訓練
④救出救護訓練
⑤炊き出し訓練
について行いました。
①情報伝達訓練
西防災会長から3地区の防災会隊長に全
戸避難の指示命令が出され、各地区隊長は
各班長に全戸避難指示及び情報伝達を行い
ました。また、防災無線を使用した避難の
呼びかけについて訓練を行いました。
各家庭では、安否確認の黄色いタオルが
外から分かるように出されました。
★防災スピーカーやマイクの使用について学びました。
★郵便受けに安否確認の黄色いタオルがかけてあります。
②避難訓練
各地区の公民館等(一次避難場所)に集
合し、各班長が人員を把握後、避難誘導を
行いながら二次避難場所へ向かいました。
★名尾手すき和紙に避難しました。
★一時避難場所から次の訓練場所に移動します。
③消火訓練
消防団員による使用説明後、各自治体の
代表者による消火器を使っての消火訓練を
行いました。
★名尾広場に集合しています。
★各自治体の代表者による消火訓練です。
④救出救護訓練
東部地区は毛布担架の作り方と運搬、北
部・南部地区はダンボールベッドの組み立
てについて訓練を行いました。
⑤炊き出し訓練
東部地区は名尾公民館、 北部・南部地
区は松梅公民館においてアルファ米の非常
食を試食しました。
参加した60代男性は、「異常気象でいつどこで災害が発生するか分からない時代に突入した。被災に対する住民の心構えと備えが大切であり、訓練をすることで意識付けを図ることに意義がある。」と話していました。