大雨による被災をはじめ、何らかの理由により、突然具合が悪くなった人に遭遇した際の対応を身につけてもらおうと、松梅地域住民を対象とした「応急手当講習会」が開かれました。
松梅防災会(西公一会長)は、6月30日(日)、小中一貫校松梅校体育館において同講習会を開催し、地域住民約80人が参加しました。講師は北部消防署に依頼し、スクリーンに映し出された動画を観ながら署員が補足説明していくという形で行われました。
★松梅防災会・西会長のあいさつ
★講師の北部消防署員
動画の内容は、
○人が倒れているのを発見したときの救
命救助活動及びAED取扱いの体験談
○応急手当と救命措置
・正しい知識と技術が必要となってく
る。
・特に救命の連鎖ということでは、
①心停止の予防
②早期認識と通報
③一次救命措置(心肺蘇生とAED)
④二次救命措置と集中治療
の流れがある。
○傷病者の管理法
・周囲の安全を優先する。
・回復のための体位を確保する。
・止血法〜蛇に噛まれた場合は止血は
せず、119通報する。
○119通報と口頭指導
・心肺停止や意識のない場合は、先ず
スマホをスピーカー状態にする。
・消防署通信司令員の口頭指導に従っ
て応急措置をとる。
などでした。
★動画視聴
参加者からは、
○ドクターヘリの運用の制限について
○AEDマップアプリについて
○スマホによる病状の送信について
などの質問があり、関心の高さが窺われました。