松梅まちづくり協議会 松梅寺子屋「松梅学」は、6月23日(日)、松梅地区の史跡を巡るイベントを開催しました。当日は、雨天となりましたが、バス移動ということもあって決行。
コースは
松梅公民館集合 → 向合い観音峠
→ 華蔵庵 → 腹切り地蔵
→ 石田一鼎住居跡 →
松梅公民館(昼食・松梅学クイズ)
であり、地元住民と松梅学スタッフ合わせて31人が参加しました。
★出発前の集合写真★向合い観音
国道263号線の松梅と三瀬の境の向合峠には、戦国時代の勢力争いで亡くなった武士を祀った石碑と霊魂を鎮めるための観音像が道路を挟んで向き合っていることから向合い観音と呼ばれています。
「松梅学」上野委員長が説明
★華蔵庵
葉隠の口述者・山本常朝の師である湛然和尚が晩年を過ごした跡です。
★腹切り地蔵
藩主・鍋島光茂から湛然和尚の出国慰留の命を受けた藩士が、使命を果たすことができなかったことを恥じて腹を切った場所です。
ここでは、参加者の皆さんが、大願成就の願いを込め、「葉隠四誓願」の絵馬を奉納しました。★石田一鼎住居跡
鍋島藩の学者であり、17歳にして藩主に「大学」を講義するほどの人物です。佐賀武士道の開祖というべき人であり、山本常朝も教えを請い、その書「武士道要鑑抄」は葉隠の先駆となるものです。
★昼食会
史跡巡り終了後は、松梅公民館において松梅学クイズをスクリーンに流しながらの昼食会となりました。
参加者からは、
○「葉隠」に影響を及ぼした師となる人が
二人も松梅に住んでおられたということ
を初めて知り、松梅ってすごい人がいた
んだなと思いました。
○先人の忍耐力と忠誠心の強さを改めて感
じ取りました。
○「葉隠」に関心がある方は是非見に来て
ほしい。
などの感想が聴かれました。