毎日のように新聞やテレビで各種詐欺被害ニュースが取り上げられ、また被害額も多額となっています。
松梅地区は高齢者が多いことから、いつ、誰が被害者になるか分からない、詐欺犯人から電話があった場合の対応は大丈夫だろうかとの懸念から、6月19日(水)講座を開催しました。これには39人の高齢者の方が参加されました。
講師は、佐賀北警察署の生活安全課の担当者に講話を依頼するとともに、市民活動団体「子個老癒し隊(こころいやしたい)」に詐欺手口関連の寸劇を依頼しました。寸劇を観て大笑い、具体的手口を学びました
「子個老癒し隊」の寸劇から始まりましたが、時間的制約があり、数あるレパートリーの中から2本の寸劇を披露していただきました。
1本目は、SNSで副業を勧誘し、電子マネーを購入させようとする副業詐欺の手口を紹介。 2本目は、年金事務所を語った還付金詐欺であり、お金が戻ると偽ってATMへ振り込ませる手口の紹介。
2本とも具体的な事例の寸劇であったことから理解し易く、しかも隊員の皆さんのコミカルな話術に引き込まれ、笑い渦巻く時間となりました。
警察からは波及的広報
後半は、佐賀北警察署生活安全課からの講話であり、
○これからは定額減税により年金が少し
多くなったことにつけ込み、年金機構
からの過払いを巡る詐欺が多くなるか
しれない。
○詐欺犯人は、時代時代を考える騙しの
テクニシャンであり、自分は大丈夫と
思っても被害に遭ってしまう。
ではどうすればいいのか、犯人と話をしなければいいのであって、留守番電話や自動録音装置をつけるなどの対策が効果的であると訴えられました。参加者からは具体的事例で理解し易かったという意見
ほとんどの参加者から、
○具体的な手口が紹介され、テレビや
新聞より理解し易かった。
○「ATMに誘う」、「通帳見せて」は詐欺
の勧誘である。
○ギフトカードや電子マネーは注意が必
要である。
などの意見が聞かれました。
講師の皆さん、どうもありがとうございました。