さが水ものがたり館・久保田まちづくり協議会・NPO法人有明海ぐるりんネットの共催で実施している、石井樋公園の竹を切って嘉瀬川河口に竹を立て牡蠣の稚貝を増やす「牡蠣礁復活作戦」は9年目を迎えました。当初からプロジェクトに参加して戴いている漁業者の井口さんから「この活動で大きく成長した牡蠣をたくさん持ってきます」と連絡があったことから『復活した牡蠣礁のカキを食す会』を開催することになりました。暖かく晴れ上がった3月1日(土)久保田徳久地区嘉瀬川土手沿い広場で、20名を超す参加者が「復活した牡蠣礁の大きくて美味しいカキの味」を堪能しました。
参加者は佐賀県有明海再生・環境課から3名、NPO法人有明海ぐるりんネットから2名参加され、また、ご家族での参加もあり楽しく美味しい時間が過ぎました♪
牡蠣礁復活作戦は「有明海の‟貧酸素"を少なくしたいとの思いで始められましたが、海苔養殖で栄養塩不足の原因になるプランクトンを捕食してくれる」ことから、佐賀県も牡蠣礁復活に力を入れておられます。漁師さん達からも「牡蠣は、栄養を奪い取るプランクトンを食べてくれるので、海苔養殖にとっては強い味方です」との声が出ています。
この記事に関するお問い合わせは、久保田まちづくり協議会へ☎0952-68-3130