日本赤十字社を設立した佐野常民が提唱した「博愛」「思いやりの心」をテーマにした「博愛フェスタ2024全国博愛絵画展」で、思斉館小学部6年の原口琴さんが最優秀賞にあたる博愛大賞を受賞しました。 作品のタイトルは「心晴れやか紫陽花手水(太宰府天満宮)」。青や紫など多彩なアジサイと、奥にたたずむ朱塗りの太宰府天満宮を色鮮やかに表現しており、丸みを帯びた紫陽花にするため、がくは綿棒を使ってひとつひとつ丁寧に描いたそうです。 原口さんは「アジサイの花手水がきれいでとても感動し、母にもう一度喜んでもらおうと描いた絵が博愛大賞を貰えて嬉しい。これからも自分が美しいと思えたものを絵で表現できたら」と話しています。