水取井樋にホタル幼虫を放流

山田 宏一郎

山田 宏一郎

 久保田町徳久の水取井樋(みっといび)で17日、ホタルの幼虫が放流されました。  久保田町史などによると昭和30〜40年代、井樋は子どもたちの水遊びの場でホタルも見られたということです。町内の空き家対策や水資源活用を検討する「久保田まちづくり研究所」代表で、さが水ものがたり館館長の荒牧軍治さんが、ホタルが飛び交う環境を復活させようと企画。関係者らとゲンジボタルの幼虫を放流しました。  町内用水の取り入れ口として使われていたため、水質は良いということです。荒牧館長は「毎年続けて定着させていきたい。周辺環境も良いので、地域の人たちと協力しながら井樋一帯の利活用を進めていければ」と話しています。20241017172824-277dc18034ec9cd3e3531dcdc905a946ddd19504.jpg