西原の馬頭観音様を紹介します。
明治時代の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)などにより、頭部が無い仏像がときどきありますが、しっかり全体が残っていて貴重なものだと思います。
このお堂の中にいらっしゃいます。失礼します。
真ん中が馬頭観音様。
宝冠にしっかり「馬頭」。その他の二面は、おおむね「憤怒(ふんぬ)相」と「柔和(にゅうわ)相」のようです。
向かって左。自治会でたてられた看板に異を唱えるわけではありませんが、最上段の文字は「廿(に、にじゅうの文字)」と書いてあるようですので、久保泉校区内各地にあります「二十三夜尊」だと思います。
看板表示に弘法大師とあります。
この石にも「馬頭観音」と刻んでありますので、この観音堂に収められる前の台座でしょうか。
先ほどの観音堂のすぐそばにあります。刻まれている文字は読むことができませんでした。
台座がしっかりしています。
少し離れたところにもうおひとりあります。