また、立春から起算しまして二百十日目となり、稲の開花時期とも重なって、古来より台風が襲来する時期ということで言い伝えられています。
去る8月28日も、台風10号の接近により公民館に自主避難所を開設し、翌日には、佐賀市より警戒レベル3であります高齢者等避難指示が発出されました。
わが国は自然災害が多い国として、防災思想の普及・啓発が必須で、防災訓練の必要性が常に求められています。
北川副地区自主防災実践本部では、災害に対する認識を一層深めていただくように、特に風水害が多発するこの時期に防災に関する訓練を実施しています。
なお、今回の参加者は95名でした。
はじめに、避難所開設・訓練として、佐賀市危機管理防災課からポータブルトイレの組み立て方や使用方法について解説いただきました。
また、パーテーションルームの組み立て・畳み方を実践を通して学びました。
次に、講師に「特定非営利活動法人 つなぎレンガ座」の宮近由紀子様をお迎えし、「地域防災を考えるワークショップ〜私たちに何ができるのか、何が必要か〜」をテーマに研修を行いました。
研修修了後、先の台風10号襲来時に開設しました避難所の状況報告と、本日の訓練の総括を、まちづくり協議会の福田会長に行っていただきました。
最後に、炊き出し訓練による食事を、ご参加いただきました皆さんで味わいました。
本当にお疲れ様でした。