平成16年6月27日、北川副地区に竜巻が襲来し、甚大な被害をもたらしました。
その災害を風化させないように、「6・27北川副竜巻災害の日」と名付け、毎年、防災訓練や研修会を開催しています。
本年は被災日から20年目となり、6月30日(日)に、参加者105名規模で開催しました。
防災講話では、講師に佐賀大学医学部附属病院高度救命救急センターの古川祐太朗先生をお迎えし、
佐賀大学SDGsプロジェクト研究所
〜災害関連死をゼロにする地域連携プロジェクト〜 in 北川副校区
をテーマに、講話の目標として
1.災害対応に関する共通言語CSCAを知る
C:Command & Control 指揮統制/調整
S:Safety 安全確保・二次災害防止
C:Communication 情報
A:Assessment 評価
2.災害対応に関する共通原則を知る
3.災害関連死を防ぐために避難所運営を知る
を掲げご講義いただきました。
その後、佐賀市危機管理防災課から、「市内の河川等の状況」「浸水被害軽減対策」「災害関連情報発信」「自主防災組織との協働による避難所運営」「地域コミュニティとの連携と災害の拡大防止」について解説いただきました。
佐賀市への要望として、北川副地区を通る排水河川である「八田江」のガタ土の定期的な浚渫を望む声が上がっていました。
座学の後、北川副地区にある防災倉庫(佐賀市所有2箇所、自主防災倉庫1箇所)の点検を、3班に分かれて実施しました。
最後に、今回の訓練・研修について、まちづくり協議会の福田会長に総括を行っていただいた後に、炊き出し訓練による食事をご参加の皆さまで味わいました。
当日は、お疲れ様でした。
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