北川副自主防災実践本部(俣野初朗本部長)は9月3日(日)に北川副公民館で防災訓練を実施、各町区の自主防災会役員ら88人が参加し、避難所設営や消火器の操作など実践に即した訓練を行いました。この訓練は、関東大震災を教訓にした「9・1全国防災の日」に合わせて毎年実施しています。今年は関東大震災から100年の節目にあたり、より実践的な訓練を目指しました。屋内では、避難所に指定された際に設置するパーテーション組み立てから撤収までを訓練。また電気や水道が止まった時に使用するトイレの使い方も学びました。屋外では、本物の消火器を使い、初期消火を参加者全員が体験しました。 パーテーションは設置よりも撤収の方が難しく「たたむコツをつかまないと」といった感想が聞かれ、消火訓練では消火剤の噴射が10秒―15秒と短く「狙いの定め方がポイント」と、それぞれ習熟の必要性を実感した様子でした。 最後に市が配備する防災倉庫で資機材を点検した後、炊き出し訓練で校区女性の会が作った昼食が振る舞われました。(広報委・宮崎俊一)