環境問題と平和学習のための研修

2月17・18日、自治会長会では鹿児島へ視察研修を行いました。

一日目は、知覧特攻平和館を訪れました。
多くの遺影・遺品・記録やゼロ戦・飛燕・疾風等の戦闘機が展示されていました。
まだあどけなさの残る20歳前後の若い隊員が、この基地から激戦の沖縄へと飛び立ったのです。
上空、狭い操縦室で一人操縦かんを握りながら死を決して飛んでいく彼らの胸中や、残された家族の悲しみを思うと、戦争の悲しさを強く感じ、この今の平和が恒久であらんことを祈念しました。

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翌日は、鹿児島市北部清掃工場を視察しました。
この工場では、ごみ焼却炉で発生する熱エネルギーを可能な限り有効利用し、また粗大ごみから資源物を回収する「粗大ごみ処理施設」を備え、コンピューター制御による完全燃焼、減温塔による燃焼排ガスの低温化など公害防止に取り組まれていました。また燃焼時の高温を利用し、発電電力(8700kW)で工場内の電力をまかない、余剰電力は売電されます。工場内は清潔で、業務にあたる人も僅かでした。
鹿児島市は特定のごみ袋ではなく、透明の袋ならなんでも良いとのことでした。

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