大人のまなびや①知って安心『相続登記』、備えて安心『自筆証書遺言』

金立公民館

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9月10日(火)、佐賀地方法務局より永尾綾乃課長をお招きし、第一回大人のまなびや「知って安心『相続登記』、備えて安心『自筆証書遺言』」を開催しました。ちょっとハードルが高く感じられる内容ですが、身近な家族構成に置き換えてわかりやすく説明していただきました。

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前半は「相続登記」について。
令和6年4月1日から相続登記の申請が義務化されました。きっかけは東日本大震災なのだそうです。相続登記がされてない土地は所有者の探索に多大な時間と費用が必要になり、災害復興の遅延だけでなく、空き家など社会問題の原因となっています。放っておいてもいいことはないので、相続したことを知った日から3年以内に登記しましょう。

後半は「自筆証書遺言」について。
自筆証書遺言書を法務局で保管してくれる自筆証書遺言書保管制度ですが、どれくらい法務局がこの遺言を保管してくれるかというと、遺言者の死亡から50年、データでは150年ということです。すごいですね。失くならないし、改ざんされないし、相続人等に通知してくれる、手数料は3900円と、ご本人が法務局に出向いて申請できる内は利用したい制度ですね!

20240913151027-0c92d9b92c8eec93c764b15adbd7772d7ba8c57f.jpg参加者の中には、親子で、またはご夫婦で参加された方もいらっしゃいました。
親族で情報を共有したり、お友達に伝えたりして相続が争続にならないよう備えることができたらいいですね!

以下、参加者の感想です。

「相続登記が令和6年4月から義務化されたことも知らずにいましたが、複雑な内容もわかりやすく説明していただいたのでためになりました」
「丁寧に説明していただき大変勉強になりました。今後の生き方の参考になりました」

〜〜次回の大人のまなびやは、10/31(木)「サプリメントと健康食品」です。お楽しみに!〜〜