令和7年3月9日(日)今年度4回目のフットパスを開催しました。 当日は寒さもやわらぎ、気持ちのいいフットパス日和となりました。今回は林業試験場発着で風楽寺古墳、四天さん、導善寺古墳、厳島神社献木跡、於保城跡、千人塚など川上校区南部を総勢50名(スタッフ14名含む)が巡りました。熊本県から3名の参加者もいらっしゃいました。
麦の新緑の中を歩きます。
風楽寺古墳は4世紀後半に築造されたと推定されている前方後円墳です。弥生時代から古墳時代にかけて大きな勢力を持つ豪族がいたことが推測されます。
古墳と考えられる墳丘を平らにして、中央の塔には大日如来を祀り、それを囲んで四方に石造りの四天王。邪鬼を踏んだ厳しい表情があり守門の護法神にふさわしい形相をしています。
谷澤さんのガイドで、みなさん興味深く聞かれていました。古墳時代の声が・・・
厳島神社大鳥居献木跡。昭和25年の大鳥居大修理において、日本中の楠の中から選ばれ大鳥居西の支柱となっています。
千人塚。元亀元年(1570年)、「今山の戦い」の戦端がここで切られ、多くの戦死者をここに小塚を造って葬っています。
白玉饅頭と熱いお茶を飲みながら、林業試験場の学習館で説明を聞きました。全国に先駆け次世代スギの開発に成功、新しい森林づくりに取り組んでおられることを知りました。名前は「サガンスギ」。従来のスギに比べ成長が早く、強度が1.5倍、花粉の量が2分の1以下と3拍子そろったスギです。
最後に記念写真!
6年度もたくさんの方のご参加有難うございました。7年度も楽しいイベントになるよう計画したいと思います。ご参加楽しみにしております。